顔面麻痺の治療
2023 年に 改訂された顔面神経麻痺診療ガイドラインで推奨度が上がった顔面神経はり施術
顔面麻痺(がんめんまひ)は、顔の筋肉が正常に動かなくなる状態を指します。これは、顔の神経(特に顔面神経、第7脳神経)が損傷を受けたり、機能不全になったりすることによって引き起こされます。顔面麻痺は片側の顔に現れることが多く、表情を作ることが難しくなる、顔の一部が垂れ下がる、目を閉じることができない、口がうまく動かないなどの症状が見られます。
顔面麻痺の原因には以下のようなものがあります:
- ベル麻痺(Bell’s palsy):原因不明の急性の顔面神経麻痺で、片側の顔が急に動かなくなります。ウイルス感染が原因と考えられることがあります。
- ハント症候群:水痘帯状疱疹ウィルスが免疫力低下により再活性化し発症します。顔面神経自体に障害を来すものを末梢性顔面神経麻痺といいますが、ハント症候群は末梢性顔面神経麻痺の約15%を占めます。
- ライム病:ダニに媒介される感染症で、顔面神経麻痺を引き起こすことがあります。
- 頭部外傷:顔面神経が損傷することで麻痺が起こることがあります。
- 脳卒中:脳の一部が損傷を受けることで顔面の麻痺が現れることがあります。
- 腫瘍:顔面神経に圧力をかける腫瘍がある場合、麻痺が生じることがあります。
顔面麻痺の治療は、原因に依存します。例えば、ベル麻痺の場合は自然に回復することが多いですが、ステロイド薬や抗ウイルス薬が用いられることがあります。物理療法の鍼治療やリハビリテーションも回復を促進するために行われます。脳卒中や腫瘍などが原因の場合は、それぞれの原因に応じた治療が必要です。
ラクダハウスでは、ディスポーザブル(使い捨て)の1番鍼太さ0.16㎜(髪の毛同程度)を使用し、麻痺側のお顔に5~10㎜刺入します。
必要数(8〜15本)刺入した鍼を16分間そのまま置いておきます。(電気をかける時は8分間)
鍼治療は、副作用が刺入の痛み、内出血程度に対して麻痺の回復を促す効果、改善が大きいと考えています。
治療期間は専門病院受診後に鍼灸施術を開始し、施術当初は隔日、週2、一月後から週1もしくは週2回
※10回で変化が無ければ施術中止します。
※治療費は初回初見料2000円+3980円2回目以降3980円となります。
身近なマッサージ鍼灸院をこれからも目指して行きます。
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